栃木県 天井裏からのLAN配線
1階から2階への階違いの配線工事は数多く依頼を受けていますが、今回の工事は異例・特殊な工程が各所に入っていいます。どの工程も状況や条件が整わないと行えない工事であるため一般的ではありませんが参考になるものです。
光回線の入線経路を逆にたどる
今回の依頼は「1階に光回線があり、2階でもネットを使いたいのでLAN配線してほしい。」というもので、1階から2階への配線ルートを決め、配線工事を行うというセオリーに従って工事を行います。屋外配線を行うことになったため、1階屋内から屋外へ・2階屋外から屋内へのアクセスルートを確保する必要があります。今回は光回線が入線しているルートを逆にたどることで1階から屋外・屋外から2階へのルートは確保できました。


1階屋内は光回線用のコンセントプレートがあり、そのプレートを外すと内部に配管が見えている。この配管が屋内の壁面の入線口へ繋がっている。

【光回線用コンセントプレート】※LAN配線済み

プレート内部。黒い配管が見える。
壁の処理について
今回は新築という事もあり、配線が目立たないための配慮として壁と同色の【塩ビ管】を取り付けています。また塩ビ管の上部には防水対策として【エントランスキャップ】を取り付けています。塩ビ管の取り付けは特殊な工程ですが、状況によって稀にあります。しかしエントランスキャップ取り付けることは異例であり、これによってより完全な防水対策が出来ました。


このエントランスキャップを通ったLANケケーブルは、軒下を経由して天井裏へ入っていきます。この作業を行うにあたり、今回の工事で特に異例の工程がありました。たまたま現場近くにいた高所作業車を使用し、梯子等を使用せず安全に軒下や屋根裏への配線を行う事が出来ました。

天井裏から目的地へ
光回線と同じルートを通り2階の外壁まで来たLANケーブルは、軒下の通気孔を通じて天井裏へ入線できました。天井裏からは目的の部屋の上部まで配線を引き、そこからTV用の同軸ケーブル用に敷設してあった配管を通して目的の部屋までケーブルを下ろします。今回はメディアコンセントが付いているため、LAN用ジャックを取り付けることになりました。


最終確認
最終確認として、ケーブルテスターでテストを行い今回のテストは終了となります。使用したLANケーブルは、Cat6となります。


◆今回の工事対応店
配線レスキュー 栃木鹿沼店
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