1階から2階への有線LANの工事費用
一般住宅のLAN配線工事依頼で最も多いものが『1階から2階に有線のLAN配線をしたい』というご依頼です。1階から2階に限らず、『別の階に~』や『同じ階の別の部屋に~』などの依頼も多く有ります。
そこで、配線工事の料金がいくらになるか、概算見積もりの算出方法と最終的な費用の平均を記載します。工事を依頼する判断材料にお役だてください。※概算のため最低限度の部材費にて算出しておりますので、正確な金額は下見により算出されます。
配管がある場合
【条件】ケーブル1本分:作業人1名・ケーブル(Cat6)20m使用・両端部モジュラージャック成端
派遣作業費33,000円+部材代5,720円(ケーブル2,200円+モジュラージャック1,760円×2)+雑費5500円
= 44,220円
2本目以上のLANケーブルが必要な場合は、部材代5,200円が加算されます。
【追記】過去の工事では、下見で追加費用が必要となることも多く「20m以上のケーブル」「既存部材からの交換」「HUBの追加」などがありました。
過去の工事費用の平均は、5万円~6万円となっています。
【参考例】5本のLANケーブルを引きたい場合は、材料費5,720円×5=28,600円が追加となり72,820円となります。
【配管の有無の判断材料】
下の画像の様なプレートに、「TEL」や「LAN」の表記がある物・「穴が開いているチップ」が壁に取り付けてある場合、壁内に配管がある可能性があります。また、将来使用を想定した「ブランクチップ」や「ブランクプレート」を取り付けてある場合もあります。ただし、電源やTV用のプレートには壁内に配管を敷設していないためLAN配線はできないため注意が必要です。
配管が無い場合
【条件】ケーブル1本分:高所作業のため作業人2名・屋外線ケーブル(Cat6)30m使用・両端部をプラグ成端
派遣作業費66,000円+部材代17,820円(ケーブル16,500円+プラグ660円×2)+雑費5,500円
= 89,320円
2本目以上のLANケーブルが必要な場合は、やはり部材代16,200円が加算されます。
【追記】過去の下見では、住宅の間取りからケーブルが40~50m必要な場合が多く有りました。また外壁のからのケーブル入線後に防水加工などが必要なケースもあり有りました。
過去の工事費用の平均は、9万円~10万円となっています。
【工事で使用する部材】
屋外でLAN配線をする場合、被覆が耐候性素材になっている「屋外用LANケーブル」を使用します。屋外用のLANケーブルは30年以上の耐久性有ります。屋内用のケーブルを屋外で使用した場合、1年~2年ほどで被覆が硬化するため障害の原因となります。また、壁に配線をビス留めするための「クリート」や引き込み用の穴を開けた際の防水対策のために「防水入線カバー」を使用します。
工事方法に関して弊社ブログにて工事方法を紹介いたしております。こちらをご覧ください。
ご自宅がどのケースに該当するか、費用がどのくらいなのか参考にしていただき、御予算に問題が無ければご連絡ください。お聞き取りをさせていただき弊社の加盟店の下見手配をさせていただきます。
LAN配線工事はプロの配線工事人にお任せください。
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